削りによる場面

額装状況

李禹煥直筆鉛筆サイン

額のアップ

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李禹煥(リ・ウーファン)　プロフィール

1936年	韓国慶尚南道に生まれる。
1956年	ソウル大学校美術大学を中退後、来日する。
1961年	日本大学文学部哲学科を卒業する。
1969年	「事物から存在へ」 が美術出版社・芸術評論募集に入賞する。
1971年	評論集「出会いを求めて」が田畑書店より出版され国内外の美術界に影響を与える。
1977年	第13回現代日本美術展において現代アートの絵画が東京国立近代美術館賞を受賞する。
1979年	第11回東京国際版画ビエンナーレで京都国立近代美術館賞を受賞する。 第1回 ヘンリー・ムーア大賞展において現代アートの絵画が優秀賞を受賞する。
1990年	韓国文化省より文化勲章花冠に賞される。
1991年	フランス文化省より芸術文化勲章シュヴァリエを授与される。
1994年	日本文化デザイン賞を受賞する。
2001年	ボン市立美術館(ドイツ)にて「Lee Ufan」展が開催される。
2002年	紫綬褒章に顕彰される。
2005年	横浜美術館にて「李禹煥 余白の芸術」展が開催される。
2007年	フランスよりレジオンドヌール勲章が贈られる。
2008年	ブリュッセル王立美術館(ベルギー)にて「LEE UFAN」展が開催される。
2009年	旭日小綬章に顕彰される。
2010年	香川県直島町に初の個人美術館である李禹煥美術館が開館する。
2011年	グッゲンハイム美術館(アメリカ)にて「無限の提示」展が開催される。
2014年	ヴェルサイユ宮殿にてゲストアーティストとして、特別展を開催される。

★コメント

李禹煥(リ・ウーファン)さんが木版画で制作した現代アートの絵「削りによる場面」は、1978年に制作された木版画です。

この現代アートの絵「削りによる場面」は、三つの作品からなるシリーズ作品で、阿部出版から出されている「版画芸術」という月刊誌のために制作されました。

限定枚数は三作品合計で8575部が摺られています。

インクは墨で、1色1版です。

ノミで板面をほとんど削り取ってしまい、わずかに残った部分を墨で摺りあげるという大胆な技法の木版画です。

この木版画による現代アートの絵が制作された1978年当時は、李禹煥さんが頭角を表し始めたばかりの時期です。

今や世界的な現代アートの巨人となった李禹煥さんの作品を購入するのは、非常に難しくなりました。

ラージエディションの木版画ですが、若き李禹煥さんのエネルギーを感じるような素晴らしい現代アートの絵です。

制作されてから40年以上経過していますが、初めて額装されるバージンシートで、染みや焼け、波うち、色落ちなどない完品です。

画面に傷や染みのように写っているのは、紙の中にある木くずの模様です。





李禹煥さんが木版画で制作した現代アートの絵「削りによる場面」はご購入済みとなりました。

またお近くにお越しの際はお気軽に画廊へもお立ち寄りくださいませ。

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