〒861-4101 熊本県熊本市南区近見6丁目1−57
営業時間10:00〜19:00
TEL 096-322-5222 水曜・定休日 info@motokawa.com
お問い合わせは
お気軽にお電話ください
お問い合わせは
お気軽にお電話ください
お問い合わせは
お気軽にお電話ください
お問い合わせは
お気軽にお電話ください
●画家名:山元櫻月
※プロフィールは下記をご覧下さい
●作品名:春の光
●絵のサイズ:W48,5×H33cm
●額装サイズ:W71×H55,5cm
●版画の技法:リトグラフ※詳細
●サイン:作家の落款
¥120,000-(税込価格)
●納期:14日
※備考
額装状況
作家の落款
額のアップ
山元櫻月 プロフィール
1887年 | 滋賀県大津市に生まれる。 |
1900年 | 母の弟であり、近代京都画壇を代表する日本画家の山元春挙に師事し、春汀の名を与えられる。 |
1914年 | 第8回文展において日本画の絵画「奔流」が初入選し、以降文展・その後の帝展に連続入選を果たす。 |
1928年 | 帝展で推薦(無鑑査)となる。 |
1933年 | 師であり叔父でもある山元春挙が亡くなる |
1935年 | 名を春汀から櫻月に改め、帝展を退会し画壇から一歩身を引くと共に画商とのつき合いも一切断る。 |
1939年 | 改組文展に日本画の絵画「早春の芙蓉峰」を出品し、以降富士山を描き続ける。 |
1940年 | 山梨県の山中湖村に移住し、富士山の観察とスケッチに没頭する。 |
1955年 | 東京で開かれた桜月個展において川合玉堂は「多くの期待を持って個展を楽しんだ」と評し、 横山大観は「富士の真の姿を描いて行くのは櫻月君が最もふさわしい画家」と絶賛する。 |
1973年 | 宮中新宮殿に日本画の絵画が収蔵されたことを始め、ルーブル美術館、ロックフェラー財団などの重要施設に数多く作品が収蔵される。 |
1985年 | 逝去 |
山元櫻月は自著「神韻」の中で富士山を描くことに対して「芙蓉峰と雲の調和は他の高山に比類なき美の極地」、 「先変万化の景観は、宇宙の無限大と等しく意義を示す世界無比の神秘」と称した。 | |
また後年「富士山を見ていたらその崇高な姿に魅入られ、誰も戦争など思い寄らないだろう。そして心から平和のためには力を合わすようになる。」 との信念から、富士を描いた作品を世界の指導者に対して数多く寄贈した。 |
★コメント
山元櫻月さんの富士山の和の絵「春の光」は、富士山の崇高さが伝わってくるリトグラフの版画です。
このリトグラフの版画は、山元櫻月さんの描いた日本画の絵画を原画として山元櫻月さんの死後に制作された複製版画です。
山元櫻月さんの師である山元春挙さんは1933年に没する直前に、自らの画家としての人生を省みて
「世俗的な名声は得たものの、真の芸術家としては虚しい生涯であった。師と同じ過ちを犯してはならない」と最愛の弟子に切々と論しました。
以後、雅号を櫻月と改め、画壇をはなれ、画商とのつきあいも断ち、富士山の麓、山中湖畔にアトリエをかまえ、半世紀の長きに亘り、全身全霊を傾けて、
厳然としてそびえる神嶺富士を崇め、描き続けたそうです。
お金ばかりがありがたがれる今の世の中のあり方を、改めて考えさせられる話です。
山元櫻月さんの富士山の絵の清澄、幽玄な画風は、まさにこの精神の元に描かれた素晴らしい富士山の絵だと思います。
山元櫻月さんの富士山の和の絵「春の光」をぜひご自宅のインテリアやプレゼントの絵としてご購入ください。
またお近くにお越しの際にはお気軽に画廊へもお立ち寄りくださいませ。