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●画家名:片岡球子
※プロフィールは下記をご覧下さい
●作品名:富士宮の赤富士
●絵のサイズ:W42×H57cm
●額装サイズ:W68×H83cm
●版画の技法:リトグラフ
※詳細
●サイン:片岡球子直筆鉛筆サイン
¥950,000-(税込価格)
●納期:20日
※備考
額に小傷がありますので新品額に交換中です。
額装状況
片岡球子直筆鉛筆サイン
額のアップ
片岡球子 プロフィール
1905年 | 北海道札幌市に生まれる。 |
1923年 | 北海道立札幌高等女学校師範科を卒業し、日本画家を志す。
女子美術専門学校(現・女子美術大学)日本画科高等科に入学する。 |
1926年 | 女子美術専門学校日本画科高等科を卒業する。
神奈川県横浜市立大岡尋常小学校に教論として赴任する。 |
1930年 | 日本美術院再興第17回展に日本画の絵画「枇杷」を出品し初入選する。 |
1935年 | 日本美術院絵画部第19回試作展に日本画の絵画「炬燵」が入選し、試作賞を受賞する。 |
1938年 | 日本美術院絵画部研究会員研究会で日本画の絵画「寒空」が大観賞第一賞を受賞する。 |
1939年 | 日本美術院絵画部研究会で日本画の絵画「新緑」が大観賞第二賞を受賞する。
第26回院展に日本画の絵画「緑陰」が入選する。 日本美術院院友に推挙される。 |
1942年 | 日本美術院絵画部研究会で日本画の絵画「祈祷の僧」が大観賞を受賞する。 |
1946年 | 日本画家・安田靫彦に入門する。
第31回院展無鑑査に日本画の絵画を出品し、「夏」が日本美術院賞を受賞する。 |
1948年 | 第33回院展で日本画の絵画「室内」が入選し、日本美術院賞を受賞する。 |
1950年 | 第35回院展で日本画の絵画「剃髪」が日本美術院賞と白寿賞を受賞する。 |
1951年 | 第36回院展に日本画の絵画「行楽」が入選し奨励賞、白寿賞を受賞する。 このころ東京藝大・山本豊市教授より彫刻デッサンを学ぶ。 |
1952年 | 第37回院展で日本画の絵画「美術部にて」が日本美術院賞と大観賞を受賞する。
日本美術院同人に推挙される。 |
1955年 | 横浜市立大岡小学校を依願退職する。
女子美術大学日本画科の専任講師となる。 |
1959年 | 第14回春の院展に日本画の絵画「海岸」を出品する。
三越本店にて初の日本画の絵画の個展が催される。 |
1960年 | 女子美術大学日本画科の助教授に就任する。 |
1961年 | 院展出品作の日本画の絵画「渇仰」が文部省買上げ作品となる。
第46回院展に舞楽をテーマにした初めての日本画の絵画「幻想」を出品する。 第11回芸術選奨で文部大臣賞を受賞する。 日本美術院評議員に推される。 |
1962年 | 初の渡欧でフランス、イタリア、イギリスなどの美術館を巡る。
第5回現代日本美術展に日本画の絵画「桜島の昼」、「桜島の夜」を招待出品する。 女子美術大学日本画科の教授に就任する。 |
1965年 | 神奈川県立近代美術館賞を受賞する。 |
1966年 | 第51回院展に日本画の絵画「面構 足利尊氏、義満、義政」を出品する。
愛知県立芸術大学の開校に合わせ、日本画科主任教授として迎えられる。 |
1970年 | 北海道庁よりの依頼で日本画の絵画「函館街頭風景」を制作する。
神奈川県藤沢市に転居する。 |
1971年 | 第56回院展に日本画の絵画「面構一 葛飾北斎」、「面構二 東洲斎写楽」を出品する。 |
1972年 | パリで催された日本画の絵画の個展「富嶽三十六景」に合わせて渡欧する。 |
1975年 | 自伝「情(こころ)ありて」を執筆する。
第59回院展出品作の日本画の絵画「面構 鳥文斎栄之」が、第31回日本芸術院恩賜賞を受賞する。 |
1976年 | 勲三等端宝章を賜る。 |
1978年 | 日仏現代美術パリ展に日本画の絵画「面構 喜多川歌麿」を出品する。
第27回神奈川文化賞を受賞する。 |
1981年 | 日本美術院理事に就任する。 |
1982年 | 日本芸術院会員となる。 |
1983年 | 第38回春の院展に初の裸婦作品の日本画の絵画「ポーズ1」を出品する。 |
1986年 | 文化功労者に顕彰される。 |
1989年 | 文化勲章を賜る。
第42回中日文化賞を受賞する。 |
1991年 | 画業70年を記念して各地で日本画の絵画の個展が催される。 |
1993年 | 愛知県立芸術大学教官、卒業生らと約20年かけて制作した「法隆寺金堂壁画模写」全32面が完成し、一般公開される。 |
1996年 | 画業75年を記念して各地で日本画の絵画展が開催される。
愛知県立芸術大学美術学部に奨学基金として1億円を寄贈する。 |
1999年 | 都営地下鉄大江戸線の築地市場駅構内「ゆとりの空間」に設置される「江戸の浮世絵師たち」の原画を制作する。 |
2004年 | 白寿記念展を開催する。 |
2005年 | 百歳を記念して各地にて日本画の絵画の個展「片岡球子百壽展」を開催する。 |
2008年 | 1月16日、逝去。享年103歳。
従三位に叙せられる。 |
2015年 | 「生誕110年 片岡球子展」が東京国立近代美術館、愛知県美術館で開催される。 |
★コメント
片岡球子さんがリトグラフの版画で制作した富士山の和の絵「富士宮の赤富士」は、1989年に制作された赤富士の和の絵です。
静岡県富士宮市から見える富士山を描いた素晴らしいリトグラフの版画です。
このリトグラフの版画は11色10版の版で制作され、レギュラーエディションが100部、EA版(作家保存版)15部、HC(非売品)10部、PP(刷り師保存版)1部の合計126部が刷られました。
本作品はレギュラーエディション100部の中の一つです。
用紙はヴェラン・アルシュ紙、刷り工房は木村希八版画工房です。
片岡球子さんのリトグラフの版画は、作家自らが直接筆を振るって制作されたオリジナルの版画です。
オリジナル版画というのは、日本画などの絵画の複製ではなく、版画のためだけに書き下ろされた絵柄という意味です。
片岡球子さんの特に晩年の20年間は、制作の大半が富士山になるほど没頭して描かれました。
形の大胆なデフォルメ、富士山の満ち溢れるような生命のエネルギーを力強く描き出しています。
制作されてから30年以上経過していますが、染みや焼け、波うち、色落ちなど一切ない完璧な保存状態です。
ただし額に小傷があるため、ただいま新品額を制作中です。
片岡球子さんの赤富士の作品の中でも、特にエネルギッシュな素晴らしいリトグラフの版画だと思います。
片岡球子さんがリトグラフの版画で制作した富士山の和の絵「富士宮の赤富士」をぜひご自宅のインテリアやコレクションの絵としてご購入ください。
またお近くにお越しの際にはお気軽に画廊へもお立ち寄りくださいませ。