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●画家名:棟方末華
※プロフィールは下記をご覧下さい
●作品名:錦秋の盛美園
●絵のサイズ:W24×H28cm
●額装サイズ:W36,5×H45,5cm
●版画の技法:木版画
※詳細
●サイン:直筆鉛筆サインと落款
ご購入済
額装状況
作家直筆サインと落款
額のアップ
棟方末華 プロフィール
棟方末華(むなかたまっか)は青森市荒川の生れで、少年時代は農業を手伝いながら絵を描き、青森夜間中学校卒業後、青森刑務所に勤務します。 | |
1939年(昭和14年)、26歳のとき東京都府中刑務所に勤務となり、公務員としての勤務の傍ら木版画制作に取組み、数々の展覧会に木版画作品が入選を果たし、木版画家としての地位を確立しました。 | |
同郷の木版画家・棟方志功とは縁戚関係はありませんが、親交が深く、1952年(昭和27年)に棟方志功とともに「日本板画院」の創立会員となり、1974年(昭和49年)には2代目会長となりました。 | |
優れた画面構成と白と黒の対比による素朴な木版画の技法により、叙情的な日本の風景や伝統的建築物などを主なモチーフとして優れた木版画の作品を制作しました。 | |
また長年、東京で暮らしていましたが、故郷の青森を愛しつづけ、「奥入瀬渓流」や「ねぶた祭」などをモチーフに望郷の思いを重ねあわせた心象風景の木版画を残しました。 | |
1933年 | 青森刑務所に勤務する。 |
1939年 | 東京都府中刑務所へ転勤する。 |
1941年 | 日本板画院結成創立会員となる。 |
1942年 | 国展に木版画が入選する。 |
1946年 | 日本版画協会の会員に推挙される。 |
1947年 | 国画会の会友に推挙される。 |
1961年 | 日本板画院事務総局長に就任する。 |
1965年 | 日本浮世絵協会の理事に就任する。 |
1974年 | 日本板画院会長に就任する。 |
1979年 | 武蔵野文化協会の常任理事に就任する。 |
★コメント
棟方末華(むなかたまっか)が木版画で制作した和の絵「錦秋の盛美園」は、棟方末華の故郷である青森県平川市にある国指定名勝の盛美園を描いた木版画の和の絵です。
明治時代に造られた武学流庭園の最高峰と呼ばれる庭園で、庭園の南西に建てられた盛美館は、2010年のジブリ作のアニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」の屋敷や、イメージのモデルになった所です。
棟方志功らと親交が深いだけに、あの時代の板画と呼ばれる木版画の持つ温かみや、人間臭さのようなものが似ている気がします。
公務員でありながら、木版画に真摯に向き合った棟方末華は、棟方志功ほど有名ではありませんが、木版画の世界に多大な貢献をしました。
和の絵や木版画がお好きな方には、心からお奨めできる木版画の和の絵です。
また価格やサイズもお手頃なので、プレゼントやインテリアとしても喜ばれる和の絵の木版画だと思います。
棟方末華が木版画で制作した和の絵「錦秋の盛美園」はご購入済みとなりました。
棟方末華の和の絵の木版画をご購入いただき誠にありがとうございました。